1.制度の位置づけ
本区分は、他者が作成したLCAについて、SUSDIが第三者的立場から、手続き・枠組み・前提・比較条件・表現がISO 14040 / 14044 に照らして適切であるかを確認するものである。
数値の完全監査ではなく、プロセス適合性の第三者レビュー確認である。
2.適合基準
2.1 基本要件
- 機能単位が明確であること
- システム境界が明確であること
- 前提条件が明示されていること
- データソースの出所が示されていること
- 主要排出源が合理的に含まれていること
2.2 表現要件
- 除外項目と除外理由が記載されていること
- 比較を行う場合、比較条件が整合していること
- 結果の表現が誇張的でないこと
- 限界や不確実性が説明されていること
3.適合基準の説明
3.1 適合するもの
報告書に機能単位、境界、前提条件、比較対象、主要なデータソースが記載されており、何を含み、何を除外したかが第三者に理解できるものは適合する。比較主張がある場合も、「同一条件比較」「従来条件比較」などの前提が明確であれば適切である。
3.2 適合しないもの
結果だけが書かれていて境界が不明なもの、排出係数やデータソースの出所が不明なもの、比較条件が曖昧なもの、または「一般に優れている」などの過度な一般化表現が用いられているものは適合しない。
4.提出資料
| 資料 | 内容 |
|---|---|
| LCA報告書 | 目的、境界、データ、結果、解釈、限界を含むもの |
| 計算表または出力表 | 算定ロジックが追えるもの |
| データソース一覧 | 一次・二次データの出所 |
| 前提条件一覧 | 除外、比較条件、仮定等 |
| 補足資料 | 必要に応じた説明資料 |
5.レビューの手順
- 申請受理
- 提出資料の確認
- 機能単位、境界、前提、比較条件、表現のレビュー
- 修正要否の通知
- 必要な補足・修正
- 適合 / 条件付き適合 / 不適合の判定
- 「SUSDI ISO準拠LCA第三者レビュー確認」として発行